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桑田真澄オフィシャルブログ

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2009年8月20日

大学野球

友へ

おはよう!
これから帰国します!

昨日は甲子園の話をしたので、今日は大学野球について考えてみました。
僕に大学野球の経験はないし、大学野球部にも全国にいろんな部があると思いますが、
いままで自分で見たり、聞いたりしてきた印象について少し話をしますね。

的外れな部分もあるかもしれないけど、自分の正直な感想です。
僕のブログは、野球指導者もたくさん見てくれているので、
参考にして頂けると嬉しいです。
人はいつからでも、どこからでも、何度でもやり直せますからね。
指導方法も、今までと違っていいじゃないですか。
むしろ違わなくてはいけないのです。
なぜなら、時代の流れとともに人間は進歩しているからです。
今まで解明されなかったことの中で、現在分かっていることもたくさんあるのだから、
そのデータや分析結果を活かしていく必要があるのです。

4月から早稲田のキャンパスで学ばせて頂き、
たくさんの学生と接してみて思うのは、大学は中学や高校とは全く違うという事です。
高校までは、制服や校則があって大人が決めたルールに従って生活していますが、
大学生は、社会に出る訓練として自分で考える時間をもらっているんですね。
この考え方を野球に当てはめてみると、高校までは指導者に教わる野球でもいいかも
しれないけど、大学からは練習方法やコンディショニングについて、学生(野球部員)に考える機会を与えるべきだと思う。
もう大学生なんだから、誰かの指示に従うだけの子供の野球ではなく、自分で考える
大人の野球をしてほしいですよね。

練習方法は伝統を重んじるあまり、変えるのが難しいのかもしれませんが、
もう一度原点に戻って考えて欲しいものですね。
真夏の暑い時期に一日練習をしたり、
メンバーだけしか練習させない大学もあるみたいですね。
1000本ノックや1000球投げ込みのような練習も、未だにあると聞いています。
同じ野球人として悲しくなりますよね。
練習は技術を磨くためと、肉体と精神を鍛えるためにするんですよね。
短時間で効率の良い練習をした方が上達も早いし、
集中力が増した分だけ精神力も養われると思うのですが・・・。
うわべだけ、見せかけだけの練習は意味がないですよね。

僕が考える学生の義務は、野球の練習、勉強、そして遊び(恋愛)です。
グランドで一生懸命練習するのはもちろんですが、
キャンパスに行ってしっかりと勉強してほしいし、友達と楽しく遊ぶことも大事です。
その方が自分で考える力を養えるし、試合の応援に来てもらって同じ時間を共有できる。
また、卒業後もお互いに刺激しあいながら、楽しい人生を過ごせると思いませんか。
だから、学生にはこの3つのバランスを保ってほしいしと思います。
4年間野球だけをしていたらダメなんですよ。
遊びと書きましたが、大学生なので恋愛もしてほしいです。
彼女をつくって、彼女のためにも立派な男になって欲しいし、人を思いやることも勉強して欲しい。

それから、PL学園もそうでしたが、同じように大学野球部にも、いろいろなしきたりがあるみたいですね。
野球界は縦社会なので、上下関係も大切です。
先輩は後輩を思いやり、後輩は先輩を敬う。
しかし、暴力や理不尽な命令は絶対ダメ!
社会に出てからも役立つ人間関係を身に付けて欲しいと思います。
野球界には、上下関係を履き違えている人が多いですからね。

1日は24時間しかないんです。
無駄に時間を過ごしてはもったいないですよ。
短時間集中で練習し、残りの時間は勉強する。
その後に余った時間で遊ぶ。
人生は楽しくないとうそですよね。
遊びは楽しいじゃないですか。
その楽しみの前に、しっかりと練習と勉強をしましょうよ。
お互い、楽しく生きていきたいですね!

学生、桑田真澄は、そう思います!

2009年8月20日