


2008年7月26日
友へ
韓国滞在2日目も、結局、大雨で試合が中止になってしまったよ。
予定していた試合が観られなくて残念だったけど、
関係者と会い、韓国プロ野球の歴史や仕組み、現状などたくさん話しを聞いてきたよ。
知らなかったこと、驚いたこと、なるほどと思うこと、すごく勉強になった。
韓国野球のいいところ、日本やメジャーのいいところ、
また、卑怯というか、「どうして?」と疑いたくなることもあるね。
どの組織も大変な時代があり、時代に沿って試行錯誤しているんだね。
偉大な選手だったり、偏差値が高い有名大学出身の球団関係者達が、
考えに考えた末に出した決断が、
その組織を崩壊させてしまうことも多いのではないかな。
上に立つということは、本当に大変で、責任が重くのしかかってくるよね。
だからこそ、野球の専門的なことだけではなく、
解剖学、栄養学、哲学、歴史、科学、芸術、さまざまな分野を
自分の目で見て触れてみることが大切なのではないかな。
絵を見たり、歴史を勉強したからといって野球が上手くなったり、
成績や業績が上がるわけではないが、そういうものに触れ、経験することによって、
物事に対しての感じ方が変わってくるよね。
「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」だよね。
毎年オフシーズンになると、アメリカ旅行に出かけ、
何か新しい発見を期待していたが、
「あぁ~楽しかった。すごかった!リラックスできたなぁ。」そんな感想しかもてなかった。
しかし、2年間のメジャーリーグ挑戦で、旅行ではなく実際に生活をしてみると、
今までに見えなかったものがはっきりと見えたよ。
日本は素晴らしいよ。
日本野球、日本の文化、日本料理、日本人は本当にすごいよ。
日本人は、もっと誇りとプライドを持って生きていくべきだと思う。
今回、韓国に行ってみたけど、まったく同じ思いがしたよ。
日本に生まれ、日本人であることに感謝したいね。
帰国時、ふと外を眺めて思った。
空高く飛んでいる飛行機の中から見る地球の美しさや自然の雄大さは、
人間とは比較にならないほど偉大だと思う。
だからこそ、僕たち人間は、地球環境を考え、自然と調和して共に生きていかなければいけない。
とにかく、戦争のない、平和な世界が訪れる日を祈り、
生かされているということに感謝しながら楽しく人生を送っていきたいね。
日本人としての誇りを持ってね。
そして、日本の野球を守り、育てていきたいね。