


2008年3月31日
友へ
突然の引退発表で、ビックリした?
本当に、ゴメンね!
決断に至った理由については、今でも上手く説明できないし、
言葉では、どんなに時間をかけても、説明できない気がするんだ。
僕の、この感情を理解してもらえないことは、本当に残念だけど・・・
世の中、わからないことだらけだよね。
これだけ科学が発達、発展していても、まだまだわからない事が多いよね。
それに、未だに絶対というものが存在しないもんね。
こんな話をしている自分のことも、さっぱりわからないんだからね。
引退を決意した夜、ゆっくりとお風呂に入り、
長年、酷使してきた体を、感謝の気持ちをこめて丁寧に、
そして、きれいに洗ったんだ。
風呂上りには、ベッドに大の字に横たわり、
お父さん、お母さんから、頂いた体に感謝しながら、
今までの野球人生を振り返ってみたよ。
たくさんの思い出が、次から次へと映画を観るように流れてきて、
体が熱くなって、何とも言えない心地良さだったなぁ。
努力して、辛抱して、そしてまた努力してきたからこそ楽しかったんだ。
野球は、甘くないよ。
プロ野球は、もっと甘くないんだよ。
甘くないからこそ徹底的に研究して、勉強して立ち向かっていくんだよね。
大変だからこそ、一生懸命頑張り、その努力が、たまらなく楽しかったんだと思う。
現役を離れても、たまらなく楽しい時間を経験していきたいよ。
今は、ロスに来ているので、
明日にでも、ジョーブ先生に会ってから帰国したいと思います。
元気でね
桑田真澄